10日目 セビーリャからパリへ

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サン・ミッシェル橋

 朝8時には食事を済ませ、タクシーで空港へ行きました。パリへ戻る飛行機は行きと同じなので、今度は気をつけて水分を持って乗り込みました。パリは思ったほど寒くはなく、天気はまずまずでした。同じホテルに落ち着き、 せっかくですのでノートルダム寺院へ行くことにしました。バスに乗ろうと待っていると大きな乗用車が目の前に止まって運転している人が話しかけてきました。パリで道を聞かれるのはよくあることなので、ちょっと面倒くさいなと思いな がら返事をすると、アマチュア無線の友人、Raymond でした。パリに来て、リュクサンブール公園近くに泊まっていることは知らせてあったので、無線でしゃべっただけでまだ会ったこともないのに間違いないと思ったそうです。車に乗せ てもらい、サン・ミッシェルまでしゃべりながら行き、後からもう一度会う約束をしました。
 サン・ミッシェルにサッカー用品店があるのを見つけてあったので、そこへ行ってみたら、なんと日本人の経営でした。 亮はIntelのユニフォームを買ってもらい、ご満悦でした。
 ノートルダム寺院は相変わらずの混雑ぶりで、上まで登るのはあきらめました。中をぐるっと一周しましたが、少しだけ日が差し始めステンドグラス が非常にきれいでした。
 今日は今回の旅行の最終日、カルチエラタンの小さなレストランへ行くことにしました。フランスのサヴォア地方からスイスへかけての料理を専門にする店でしたので、煮込み料理など、一応フランス料理らしいものを食べました。


ノートルダムのステンドグラス

Information

 フランスはサッカー大国です。サッカー用品の店はたくさんありますが、ここで紹介した2005年に訪問した店はもうありません。フランスサッカー連盟(Fédération Française de Footbal)の公式店(Boutique Officielle FFF)は 87, boulevard de Grenelle, 75015 PARIS にあります。また、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain)チームの公式洋品店はシャンゼリゼ通りの一等地、27 avenue des Champs-Élysées, 75008 Paris にあります。 

パリのノートルダム寺院の火災

Notre-Dame de Paris en 2019  2019年4月19日の夕方7時前、日本時間の深夜、修復作業中だった作業現場から出火、尖塔を始め木造の屋根は焼け落ちてしまいました。朝目覚めてそのニュースを知ったときは大ショックでした。このページにあるバラ窓は3枚とも無事だったというのが せめてもの慰めでした。修復工事は困難を伴いながら進められています。尖塔などのデザインは公募で斬新な物にする、と言う意見もマクロン大統領を中心に出たようですが、最終的に2020年7月には以前の姿を忠実に再現するという方向で落ち着きました。
 この火災の2ヶ月後にパリを訪れた際に撮影したのが右の写真です。あの尖塔がなくなってしまったノートルダムはなんとも間が抜けたようにしか見えませんでした。あの重厚さは戦闘あっての物だったのでしょう。完全な再建にかかる年数は 10年とも20年とも言われていますが、もう一度あの姿を見られればと思っています。



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