6日目 スペイン セビリャへ

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Paris to Sevilla
セビーリャへ

 今日はパリを一旦離れる日です。朝起きると雨模様。飛行機は午後なので、割とゆっくりしていました。RERでダンフェールロシュロへ。オルリー空港行きのバス停への出口は幸いにもエレベーターがありました。小雨模様でしたが、 バスにすぐに乗れ、オルリー空港南ターミナルへ到着しました。セビーリャまでの飛行機はエール・ヨーロッパとエール・フランスとの共同運航便でした。セビ-リャまでの飛行時間は約2時間20分のフライトですが、 機内サービスは有料の飲み物と軽食のみです。パリを離れるにつれて天気は良くなり、眼下には乾燥したスペインの大地が広がります。飲まず食わずでセビーリャの空港に無事到着しましたが、ミネラルウォーターの 自動販売機は故障中で買うこともできません。とりあえずホテルへ行くために、空港バスで行ける場所かどうかをインフォメーションで確かめました。バスの終点から徒歩5分だと言われて、バスを待ちます。パリとはうってかわって空は晴れ上がり、 かなりの暑さです。バスの終点から、地図を頼りにホテルへ歩き始めましたが、かなり荒い石畳であることが誤算の第一でした。古い方のトランクの車輪はついに壊れてしまいました。第二の誤算は暑さです。夕方5時なので少しは涼しくなっていると 思ったのですが、実はこの時間帯が一番暑いのです。古い市街の細い路地はわかりにくく、何度も人に聞きながらようやく目的のホテルにたどり着きました。空港からタクシーを使った方が良かったと後悔しました。
 インターネットで探したホテル・ムリージョ (Hotel y Apartamentos Murillo)は旧市街サンタ・クルスの中にあり、 ホテルと長期滞在用のアパート形式の部屋があります。ホテルにたどり着き、先ずロビーにあった自動販売機が動作することを確認し、冷たいミネラルウォーターを買いました。からからになった喉にはとてもおいしかったです。部屋はすぐ横の アパートの方で、バイクがかろうじて通れるほどの路地に面しており、太陽が差し込まないので結構涼しいです。ホテルはリビング風の部屋を挟んで寝室とバスルームが二つあります。リビング風の部屋は広く、台所が完備しており、非常に居心地の 良いホテルでした。
 この日はホテルのすぐ横のレストラン、El Rey Moroで夕食を食べました。8時を過ぎ、ようやく涼しくなってきた屋外での夕食は気持ちよかったです。冷たいガスパーチョ、パエリャそれにサングリアは最高で、皆、スペインがとても好きになってしまいました。

Apartamentos_Murillo
ホテル・ムリージョ

ホテルのリビング・ルーム
Restaurant El Rey Moro
レストランで

Information

AirEuropa

 日本では余りなじみがありませんが、1986年にスペインに作られた格安航空会社。スペイン国内及びヨーロッパの主要都市への航空路があります。さらに大陸外では、北アフリカ、北・南米への航空路もありますが、アジアへのル帯とはありません。 英語のホームページがあります。

ヨーロッパの自動販売機

 日本と違って、ヨーロッパでは各種自動販売機にはほとんどお目にかかりません。しかもフランスとスペインに限って言うならば、自動販売機は数が少ない上に、あったとしても極めて信用ができない存在でした。パリのメトロのプラットホームには昔から お菓子の自動販売機がありますが、大抵下の方がへこんでいました。これはお金を入れても商品が出て来ない事が多くて、腹を立てて皆が蹴飛ばした結果です。最近、パリでは現金は使えず、非接触型のICクレジットカード対応の自販機が増えています。 日本で発行されているこの種のカードが使用できるかどうかは試したことがないのでわかりません。

飛行場から市内へのタクシー

 セビリャからの帰りに使ったタクシーの運転手から、空港と市内までの定額タクシーがあるという話を聞きました。現在もあり、時間帯によりますが20~30ユーロの定額となっています。詳細は セビリャ空港のホームページに出ています。


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